カテゴリ
  1. トップ
  2. 書籍
  3. 考えるという感覚/思考の意味
商品詳細画像

考えるという感覚/思考の意味

講談社選書メチエ 799
マルクス・ガブリエル/著 姫田多佳子/訳 飯泉佑介/訳
著作者
マルクス・ガブリエル/著 姫田多佳子/訳 飯泉佑介/訳
メーカー名/出版社名
講談社
出版年月
2024年12月
ISBNコード
978-4-06-535293-9
(4-06-535293-2)
頁数・縦
466P 19cm
分類
新書・選書/選書・双書 /講談社メチエ
出荷の目安
5~10営業日前後で発送いたします。
お受け取りいただける日はお届けする国・量・時期により多少前後します。

価格¥2,400

出版社の商品紹介

出版社からのコメント

「考える」というのは人間だけに可能な営みなのか? そもそも「考える」とは、いったい何をすることなのか?−−本書は、そんな根本的な問いに正面から取り組みます。『考えるという感覚/思考の意味』というタイトルを見て、おや? と思うかたもいらっしゃることでしょう。本書の原題Der Sinn des Denkensには二つの意味がかけられている、と著者マルクス・ガブリエルは明言しています。一つは、「考えること(Denken)」とは、見ること、聞くこと、触ること、味わうことなどとまったく同じように「感覚(Sinn)」である、という意味。例えば、私たちは見ることでしか色には到達できませんし、聞くことでしか音には到達できません。それとまったく同じように、考えることでしか到達できないものがある−−それが本書のタイトルに込められたもう一つの意味である「意味(Sinn)」にほかなりません。 「考える」とは「自然的現実と心理的現実のあいだのインターフェース」だと著者は言います。もっとくだいて言えば、私たちが現実と触れ合う、その接点に生まれるもの、と言い換えてもよいでしょう。その意味で、ガブリエルが「三部作」として構想した三冊のうちの第一作『なぜ世界は存在しないのか』(講談社選書メチエ)で扱われた「世界」と、第二作『「私」は脳ではない』(同)で扱われた「私」との接点に生まれるのが、「考えること」そのものなのです。私たちは、考えることで「かけ離れたいくつもの現実を結びつけ、それによって新たな現実を作り上げる」と著者は言います。つまり、考えるとは「結びつき」を作り、その「結びつき」を認識することです。「ポストトゥルース」と呼ばれる現実が席捲する一方で、AIによって人間の知的な営みが奪われ、いつかは「考えること」そのものさえ人間には必要なくなるのではないかと考えさせられる今日、もう一度、原点に立ち返って考えること。本書をもって完結する三部作で、著者マルクス・ガブリエルは、人間にしか可能でない未来への希望を語っています。[本書の内容]序 論第1章 考えるということの真実第2章 考えるという技術第3章 社会のデジタル化第4章 なぜ生き物だけが考えるのか第5章 現実とシミュレーション本書のおわりに

  • ※商品代の他に送料がかかります。
    送料は商品代・送付先によって変わります。詳しくは書籍の料金についてのご案内をご確認ください。
  • ※現時点でお取り扱いがない場合でも、今後購入可能となる場合がございます。
  • ※送付先を追加・変更される場合はご購入前にマイページよりご登録をお願いいたします。
  • ※商品は予告なく取り扱い中止となる場合がございます。
  • ※ご注文商品が在庫切れなどの際はキャンセルのご連絡をさせていただく場合がございます。
common-popup-caution

common-popup-caution